豊田市のストレッチ専門パーソナルジムS.HOPESトレーナーの宮崎です✨
▼前回の記事はこちら▼

前回は不足した栄養を摂るための「恒常性の食欲」について紹介しました。
リバウンドしないダイエットを成功させるにはこの「恒常性の食欲」を頼りに食べて、「嗜好性の食欲」をいかに抑えるかが鍵になります。
今回はこの抑えるべき「嗜好性の食欲」について紹介いたしますのでぜひご覧ください!
嗜好性の食欲とは?
まず「嗜好性の食欲」とは、美味しいからもっと食べたいという欲のことです。
この嗜好性の食欲で食べたくなるもの、例えば
満腹のはずなのに食べられるデザートや、お菓子
揚げ物や加工食品といった脂質の多い高カロリーの食品
などが当てはまります。
前回紹介した恒常性の食欲は不足した栄養を補給するための食欲でしたので、こちらに従い食べていれば太ることもなく、リバウンドとも無縁なはずです。
しかし刺激を求める嗜好性の食欲のせいで、必要のないカロリーを摂り過ぎてしまい太ったりリバウンドしてしまいます。
ではなぜ、このような生きていくうえで必要無さそうな嗜好性の食欲が存在するのでしょうか?
遥か昔、嗜好性の食欲は獲物を狩るために必要だった
一見必要なさそうな嗜好性の食欲は本来、食料を確保するため獲物を狩るという危険な行動を促すためにできた食欲だそうです。
ヒトは600万年の歴史でみると、ほとんどが狩猟採取生活です。
日本でも12,000年前に稲作の技術を得るまでは、狩猟採取生活でした。
この頃は現代のように食料に恵まれていなかったため、カロリーをしっかり確保しないと生命の危機に陥ります。
そのため狩猟で高カロリーの獣肉を手に入れることは、生きていくうえでとても重要でした。
ただ狩猟は獣に襲われて命を落とすリスクもあるため、その恐怖から狩猟ができないというデメリットもありました。
しかし進化の過程で嗜好性の食欲が発達したおかげで、高カロリーの肉を食べると美味しいという快感を強く得られるようになります。
その強い快感を得ることが動機になり、危険な狩猟も行えたと言われています。
つまり嗜好性の食欲も、元々は生きていく上で必要な食欲だったということです。
嗜好性の食欲は現代では太る原因の一つ
そんな生きていく上で必要だった嗜好性の食欲も、現代の食べ物に困らず高カロリーな物が溢れている環境では厄介な存在です。
一狩り行かなくても美味しいものがすぐに手に入り簡単に快感を得られますから、食欲が我慢しにくかったり、何回も脳に強い刺激が入り食欲が暴走するのも納得がいきますよね。
ですので現代でリバウンドなくダイエットを成功させるには、この食欲の仕組みを頭に入れておき、今から食べようとしているものが
恒常性の食欲を満たすための食事なのか?
(不足した栄養を満たす)
嗜好性の食欲を満たすための食事なのか?
(美味しいという強い快感を得る)
を認識しながら食べ物を選択していく能力が大切になっていきます。
そしてダイエットをしたい、太りたくないという方は嗜好性の食欲を満たすための食事は我慢する判断が必要になってきますので、ここについてはまた次回紹介いたします!
まとめ
- 嗜好性の食欲は美味しいからもっと食べたいという欲
- この食欲のせいで必要のないカロリーを摂ってしまう
- もともとは生きていく上で必要だった食欲
- 簡単に食べ物が手に入る現代では嗜好性の食欲は厄介な存在
- 嗜好性の食欲とどう付き合うかがリバウンドしないダイエット成功の鍵になる
次回は
「今食べたい物が、恒常性か嗜好性どちらの食欲によるものなのかの見分け方」
について紹介いたします!

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